こんにちは、キリンパパ(@7ikukyupapa)です
将来の教育資金が不安…
どうやって教育資金を準備したらよいのだろう…
この記事では、そんな悩みにお答えします。
早速ですが、結論!
教育資金は投資で備えるのがおすすめ
長期積立分散のインデックス投資が最適解だよ!
この記事では、子どもの将来の教育資金はいくらかかるのか、どのように準備するのが良いかについて解説していきます。
目次(タップして見たいところへ)
教育資金って具体的にいくら必要?
必要な教育資金を公立/私立全ての組み合わせで算出してみました。
引用元:文部科学省「子供の学習費調査」(令和3年度)
引用元:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査」(2021年度)
大学卒業までには以下の教育資金が必要になります。
- MIN→全て公立:1,058万円
- MAX→全て私立:2,662万円
大学時代に1人暮らしをする場合は、さらに追加で資金が必要になります。
このような莫大な金額をすぐに準備するのは不可能に近いです。
そのため、計画的に教育資金を準備する必要があります。
ここまで育ててくれた親に感謝だね!
教育資金の準備方法比較
小学校、中学校は公立に通わせた場合、段階別教育資金を表したグラフが以下です。
全てのパターンでまとまった教育資金が必要になるのは、大学からです。
大学入学までは誕生から18年の期間があります。
この期間を利用して大学の教育資金を用意することを考えてみましょう。
教育資金を準備する主な方法としては以下の方法があります。
- 定期預金
- 学資保険
- 株式投資
上記の3つの方法で、月1万円積み立てると仮定してシミュレーションをしてみましょう。
結果は以下の通りです。
投資元本 | 運用結果 | 利益 | |
---|---|---|---|
定期預金 | 216万 | 219万 | 3万 |
学資保険 | 225万 | 9万 | |
株式投資 | 437万 | 221万 |
※各商品の利回りを元に無理やり年利換算して比較しているためあくまで目安としてお考え下さい。預金:0.125%(三菱東京UFJ銀行1年定期)保険:0.45%(ソニー生命保険学資保険)投資:7%(全世界株過去30年平均利回り)
毎月1万円の積み立てを18年継続した場合で比較した結果、株式投資の運用結果が大きく増えていることが分かります。
理由は、株式投資は定期預金や学資保険に比べて利率が高く、複利の効果が大きく働くからです。
※複利効果とは
複利効果とは投資で得た利益を再投資し、その利益にもさらに利益がつく仕組みです。例えば、100万円を年利5%で運用すると、1年後に105万円。2年後に110.25万となり、時間が経つほど資産が加速的に増える特徴があります。
教育資金のように投資期間が十分にある場合、株式投資を利用して教育資金を用意するのが最適です。
教育資金を株式投資で備えるメリット
- 教育資金を効率よく増やせる
- インフレ対策
- 計画的に積み立てやすい
教育資金を効率よく増やせる
銀行預金の金利は非常に低く資産が増えにくいです。
一方株式投資では複利効果によって投資金額が増えていく可能性が高いため、短期間で必要な教育資金を効率的に確保することができます。
特に長期投資の場合、複利効果が大きく働き、増える可能性が高まります。
インフレ対策になる
教育費は年々上昇する傾向があります。
株式投資はインフレ(物価の上昇)に対抗できる手段であり、資金を増やすことで、将来の高騰した教育費にも対応できます。
銀行預金や学資保険では相対的に価値が目減りするリスクがあるため、インフレに弱いです。
計画的に積み立てやすい
定期的な積立投資を利用することで、少額からでも無理なく資金を準備できます。
そのため、将来に備えて計画的に教育資金を蓄えることができます。
長期間にわたって積立てることで、家計への負担を抑えつつ、子供の教育に備えた安定した資産形成を行うことができます。
教育資金準備に適した株式投資方法
- 長期
- 積み立て
- 分散
オススメは優良なインデックスファンドに毎月定額で長期間積み立てる方法です。
私も投資している優良なインデックスファンドは以下の2つです。
それぞれの特徴を解説していきます。
全世界株式
メリット
分散性が高い
全世界の株式市場に投資することで、地域や国のリスクを分散できます。
アメリカ、ヨーロッパ、インドや中国等の新興国など幅広い地域に投資することができます。
そのため1つの国の経済状況に依存せず、安定的なリターンが期待できます。
成長の恩恵を幅広く受けられる
グローバルな成長市場に投資するため、アメリカだけでなく、新興国など急成長している国々の成長も取り込めます。
今後数十年でどの国が経済的に発展するか予測が難しいです。
そのため広範囲に投資するのは安心できる良い選択です。
全世界株式がおすすめの人
- 世界全体に幅広く分散投資したい人
- 一つの国に依存したくない人
- リスクを最小限にしたい人
全米株式
メリット
アメリカ経済の恩恵を受けれる
アメリカは長期的に見て、世界経済の中心であり続けています。
多くの世界的企業がアメリカに本社を構えており、特にテクノロジーや医療、消費財などの分野で今後も成長が期待されています。
普段の生活をイメージしてもアメリカ企業の会社で溢れています。
成長力が強い
全米株式はアメリカに投資するという非常にシンプルな投資となっています。
アメリカ市場のパフォーマンスが高いことから、過去の実績を見る限りでも大きな成長が見込めます。
全米株式が向いている人
- アメリカ経済の成長を信じられる人
- 成長市場に集中投資したい人
教育資金の投資を始めるためのステップ
- 目標額を設定する
子どもが大学に進学する時期を見据えて、必要な教育資金を計算しましょう。 - 証券口座を開設
ネット証券で簡単に口座開設が可能です。手続きもシンプルで、スマホから管理できます。
おすすめは国内口座数No.1のSBI証券です。 - 購入銘柄を決める
多くの企業に分散されたインデックスを購入しましょう。
全世界株式や全米株式がオススメです。
具体的には以下の商品です。
・eMAXISSLIM全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXISSLIM米国株式(S&P500) - 毎月の積立を始める
少額から始め、定額を毎月積み立てることで、無理なく資産を増やしていきましょう。
投資を始める際の注意点
投資にはリスクが伴います。
以下の点に注意して投資をしましょう。
- 市場の変動に焦らない
株価の上げ下げに惑わされず、長期的に資産を成長させることを目指しましょう。 - リスクを管理する
全米や世界中に分散投資を行い、大きな損失を避ける工夫が必要です。 - 無理のない資金計画
生活費に支障をきたさない範囲で投資を行い、無理のない金額から始めましょう。
【まとめ】投資で教育資金を賢く準備しよう
投資は教育資金の準備に最も有効な方法です。
早めに始め、少額でもコツコツ積み立てることで、将来の教育費負担を軽減することができます。
「貯める」だけではなく、「増やす」ための一歩を踏み出して、子どもの未来をしっかり支えましょう。
そうは言っても株式投資はリスクが大きいよ…
という方は、ご加入の学資保険が割り高じゃないか、確認してみると良いです。
おすすめは学資保険の相談先として有名な「ほけんガーデン」です。
今なら無料FP相談で豪華プレゼントがもらえます!
また投資資金を増やすために固定費の見直しをして投資額を最大化しましょう。
投資で教育資金の心配を無くそう
以上キリンパパでした。