こんにちは、キリンパパ(@7ikukyupapa)です
育休を取得するベストタイミングはいつ?逆に損するタイミングは?
この記事では、そんな悩みにお答えします。
早速ですが、結論!
育休開始日を月末にするのがポイントだよ!詳しく説明するね!
目次(タップして見たいところへ)
育休の基本情報
育児休業は産後に子育てに専念するための国の制度です。子供が1歳になるまで取得することができます。
育休期間中は雇用保険から育児休業給付金を受け取れます。
育児休業給付金って具体的にどのくらいの金額をもらえるの?
- 基準賃金の67%(取得開始日~180日)
- 基準賃金の50%(181日~1歳まで)
さらに育休を取得すると「社会保険料」が免除されます。そのため、実際は手取りの8割程度の金額がもらえます。
育児休業給付金は、育休取得者全員がもらえるわけではありません。雇用保険の加入条件や労働時間等の条件があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
≫ 育児休業給付金ぎりぎりもらえなかった…生活できない…もらえる条件と注意点
そもそも社会保険料ってなに?
社会保険ってなに?給料天引きされているどの項目が免除されるの?
社会保険はこちらの5つです。
- 厚生年金保険
- 健康保険
- 介護保険※40歳以上
- 雇用保険
- 労災保険※事業主負担
育休期間中はこれらの社会保険料が免除されます。支払いはありませんが、もちろん健康保険や雇用保険は継続して使用可能です!
そのため、育休期間中に怪我をした際は、申請はお忘れなく!
「傷病手当金又は出産手当金の支給要件に該当すると認められる者については、その者が育児休業期間中であっても傷病手当金又は出産手当金が支給されるものであること。
引用元:厚生労働省「平成4年3月31日保険発第39号・庁文発第1243号」
パパにとっても、家計にとっても、うれしい制度です!
お得に育休を取るタイミングはココ!
育休は、取得するタイミング次第で、社会保険料の免除を最大限に活用できます。ズバリポイントはこちらです!!
育休期間に月末を含める!!
月末が良い理由は社会保険料免除の条件に関係します。条件は以下2つのどちらかを満たしていることです。
引用元:日本年金機構「育児休業等期間中における社会保険料」
例えば、9月30日に育休を開始すれば9月分の社会保険料が免除されます。たった一日の取得で1ヶ月分の社会保険料を免除することができます!
逆に10月1日から育休を開始すると、9月の社会保険料は免除されないのでちょっともったいないですよね…
私も育休開始日を月末にして、1ヶ月分の社会保険料免除を受けたよ!
14日以内の期間で育休を取得する人も、月末を絡められれば、社会保険料を数万円節約することができます!
どうやって社会保険料免除を申請するの?
次に、社会保険料免除の手続きを紹介します。と言っても、難しいことはありません。
育休取得前にやることは、「育児休業申請書」を出すだけです!この書類を出せば、会社が手続きを進めてくれます!※会社が申請してくれない場合は、自分でハローワークに行く必要があります。
そして、育休取得後に育児休業給付金の申請をしましょう!こちらも、会社が代わりに申請してくれるので、やることはほぼないです!
育児休業給付金の給付タイミングはとても遅いので、育休を取得して生活に困らないように注意しましょう!詳しくはこちらの記事にまとめました。
≫ 【体験談】育児休業給付金の初回が遅すぎる!いつからいつまでいくらもらえる?
保険料免除を忘れないための注意点
育休のタイミングに注意
育休取得開始日を月末にすると、お得に社会保険料免除が受けられます。奥さんと話し合って育休開始日を決めましょう!
申請を忘れないこと
会社に育休の申請をしっかり出して、手続きを完了させるのが大事です。事務の担当者と良く相談して、抜けの無いように注意しましょう。
育児休業給付金の申請は育休取得後(1ヵ月後以降)に行います。
Q&A
- Q育休を取るベストなタイミングはいつ?
- A
育休を取るベストなタイミングは、月末近くに開始することです。月末に取得すれば1ヶ月分社会保険料を節約できます。
- Q育休中に社会保険料が免除される条件は何ですか?
- A
育休中の社会保険料免除は、育休を取得している期間であれば自動的に適用されます。育休を開始した月の翌月から終了月の前月までが免除対象です。育児休業給付金の給付条件はこちらを参考にしてみてください!≫ 育児休業給付金ぎりぎりもらえなかった…生活できない…もらえる条件と注意点
- Q育休中の社会保険料免除はどうやって申請するの?
- A
社会保険料免除は、育休を取る際に会社に提出する「育児休業申請書」で会社側が処理してくれます。会社が申請を行ってくれるため、特別な手続きは必要ありません。
【まとめ】育休は月末取得がお得!
育休を取るとき、社会保険料免除の条件をうまく活用すれば、家計の負担がぐっと軽くなります。
育休を取得するタイミングを月末に設定するだけで、1ヶ月分社会保険料がお得になります。
短期の育休を取得する場合は月末が含まれるように調整してみましょう!
これから育休を取るパパたちへ、ぜひ育休を取得して赤ちゃんとの大切な時間を思いっきり楽しんでくださいね!
大きなダメージを受けた産後のママをサポートするためには、長期間の育休取得が望ましいです。
育児休業給付金が支給されるから、意外と収入は減らないよ!
お金の不安があるなら、まずは固定費を見直して、支出を最適化しよう!!
≫ 1000万円貯めた!家計の固定費見直し方法|削減すべき5項目!チェックシート
以上、キリンパパでした。