中古チャイルドシートデメリット3選 中古で十分?汚い?危険?どう思う?注意点と選び方

こんにちは、キリンパパ（＠7ikukyupapa）です

この記事では、そんな悩みに中古推奨派としてお答えします。

早速ですが結論！

この記事では、実際に中古でチャイルドシートを購入した経験を元に、中古品のデメリットや選び方について紹介します。

手っ取り早くまとめから読みたい方はこちら👇️
▶【まとめ】チャイルドシートは中古で十分

実際の購入品レビューはこちら👇️

中古チャイルドシートを購入するデメリット3選

①部品が経年劣化している可能性がある

中古のチャイルドシート最大のデメリットは部品の経年劣化です。

外形はきれいで、劣化していないように見えても、内部のパーツが劣化したり、強度が低下している可能性があります。

特にプラスチックや樹脂素材は時間とともに劣化していきます。

特に以下の部品は注意が必要です

• 緩衝用のクッション素材
• 可動部分（リクライニングや回転部品）
• ベルトやバックルの金具

各社異なりますが、製造から6-8年経過したチャイルドシートの使用は推奨されていません。

②事故歴が分からない場合がある

中古チャイルドシートは事故歴が分からない商品が多数販売されています。

チャイルドシートは一度でも事故に遭うと、内部に大きなダメージを受けます。

日本自動車連盟の調査によると、軽度の接触事故であっても、チャイルドシートの強度は20%低下する可能性があるとされています。

③メーカー保証が対象外になる

中古チャイルドシートは、メーカーの保証対象外となるケースがほとんどです。

製品を新品購入され当延長保証にWEB登録されたお客様にのみ適用されます。保証期間内であっても、製品を譲渡、売却された時点で保証期間は終了となります。

引用元：コンビ公式HP

これにより以下のデメリットが生まれます。

• リコール情報の直接的な通知が受けられない
• パーツ交換が必要な場合、全額自己負担
• 不具合が見つかった場合の修理対応が受けられない

リコール情報は消費者庁のHPで確認できます。
消費者庁リコール情報サイト

中古品は基本保障対象外のため、故障した場合は部品や本体を自分で購入する必要があります。

しかし、中古品を安く購入できれば、もし故障して買い替えたとしても、新品で購入するより安くすむことが多いです。

中古チャイルドシートを購入するメリット3選

①新品より安く購入することができる

中古チャイルドシートの一番の魅力は価格の安さです。

新しいモデルが出たり、年式が古くなると、比較的安く手に入ります。

モデル名	新品価格	中古価格	差額
コンビ THE S	86,900円	25,000円前後	61,900円
アップリカ フラディア	83,600円	30,000円前後	53,600円
サイベックス シローナ	69,300円	20,000円前後	49,300円

チャイルドシートは高額なことが多く、私をはじめ、中古で購入する方は多いです。

使用予定期間が短い場合は、レンタルという選択もありますが、数年使用する予定であれば、購入した方が、安く済みます。

ババの車用チャイルドシート買ってきた！中古だから激安でゲット😊
アンパンマンのマラカスも買わされた😂 pic.twitter.com/1ZReV4YVWb

— Meg (@mroseann20) March 1, 2018

アカチャンホンポでチャイルドシート見た後にバースデイでチャイルドシート見たら安っ！！！！てなったから、やっぱチャイルドシートは大手メーカーの中古を買うか、無名メーカーの新品を買うかだなぁ…
大手メーカーの新品たっかい😭

— 夏☺︎︎︎︎🐣5m🎀 (@FsdG6RM0MLdXcQZ) March 16, 2024

中古品を上手に取り入れて、育児グッズの費用を節約しましょう。

②使用するのに十分な機能が備えられている

チャイルドシートの基本的な安全機能は、ここ5年で大きな変化はありません。

新製品で追加される機能の多くは

• クッションの素材変更
• リクライニング角度の微調整
• サンシェードの大きさ変更

など、快適性に関する部分がほとんどです。

必要な機能は中古の旧モデルでも十分に備えられています。

実際の使用感には大きな違いがないことが多く、中古でも十分満足できます。

③安全基準適合品なら使用に問題なし

日本のチャイルドシートの安全基準は、ヨーロッパの安全規格を採用しており、世界トップレベルの厳しさとなっています。

ECE R44/04やR129の安全基準を満たしている製品であれば、十分な安全性が確保されています。

R44/04とR129の大きな違いは以下2点です。

• 分類基準を体重→身長に変更
• 側面からの衝撃試験を追加

※2023/9～新規で発売されるモデルはR129の基準となっています。

R44かR129の基準を満たしている製品であれば、型落ち中古品でであっても購入の注意点を守れば、安全性に問題はありません。

しっかりとした安全基準で作られたチャイルドシートは、型落ちモデルや中古でも安心して使用することができます。

中古チャイルドシート購入時の注意点5選

①製造年月日の確認

とても古い中古品を購入しないように、製造年を確認してから購入しましょう。

製造年が分かる製造番号や型番は、本体に貼られていることが多いです。

以下の場所を確認しましょう

• シートの背面または底面
• 製品ラベル
• 説明書との照合

②使用期限の確認

主要メーカーの標準使用期限は6～8年とされています。

しかし、使用期限についてコンビ以外のメーカーは公表していません。

コンビ｜チャイルドシート標準使用期間リスト

製造から8年を経過しているチャイルドシートに関しては購入時に注意が必要です！

③安全基準マーク（Eマーク）の確認

型落ちチャイルドシートを購入する前に、必ず安全基準の確認をすることが重要です。

製品がECE R44/04やECE R129といった認証マーク「Eマーク」があることを確認しましょう。

これらのマークがついていれば、その製品が安全基準を満たしている保証になります。

④外観の損傷状況を確認

シート全体の状態をチェックし、破損や汚れがないか確認してください。

• ハーネスベルトの状態
• バックルの動作
• 発泡スチロールの状態
• プラスチック部分のヒビ

ベルトが劣化していたり、バックルが正常に機能しない場合は購入を控えましょう。

⑤本体の動作確認

外観と合わせて動作状況も確認しましょう。

必ず確認すべき箇所👇️

• リクライニングの作動
• ベルトの伸縮
• 各種ロック機能
• 回転機構（回転式の場合）

危険な中古チャイルドシートの見分け方

避けるべき商品の特徴

以下の特徴がある商品は購入を避けるのが、無難です。

• メーカーの推奨使用年月を過ぎている
• 安全基準マークの欠落
• 補修跡がある

特に安全基準のマークがないものには注意が必要です。

写真での確認ポイント

オンラインで購入する場合の確認項目👇️

• 全体写真
• 製造番号の確認
• 重要部分のアップ
• 傷や汚れの詳細

不明点がある場合は、販売者へ質問して、不安がない状態で購入しましょう！

取引時の確認事項

対面取引での確認リスト👇️

• 実際の使用感
• 臭いのチェック
• 全ての付属品の有無
• 動作テスト

実際にチャイルドシートを確認できる場合は、自分で操作して、不具合はないか十分に確認しましょう！

中古チャイルドシートがオススメの人・オススメしない人

オススメの人はキレイさよりも価格を重視する方です。

• 購入価格を押さえたい人
• 多少の汚れは気にしない人

逆にオススメではない人は、中古品に抵抗がある方や保証が欲しい方です。

• 新品を購入したい人
• 中古品に抵抗がある人
• メーカー保証が欲しい人
• 最新の製品を利用したい人
• 美品を利用したい人

我が家は外観のキレイと価格のバランスが取れた商品をメルカリで購入しました。

オススメ！チャイルドシート3選

1位▷コンビ：クルムーヴ

２位▷コンビ：THE S エッグショック

３位▷アップリカ：クルリラ

Q＆A：中古チャイルドシートのよくある質問

【まとめ】チャイルドシートは中古で十分！

中古のチャイルドシートは目には見えない劣化が進行している可能性があります。

少しでも不安がある方は、新品購入をお勧めします。

しかし、中古のチャイルドシートは、デメリット以上のメリットがあります。

価格を抑えつつ、お子様の安全を守れる、魅力的な選択肢です！

選ぶ際には、注意点をしっかりと確認し、安全なチャイルドシートを選択して下さい。

★オススメチャイルドシート

実際に購入したコンビ「クルムーヴ」のレビューはこちら👇️

我が家はベビーカーも中古で購入したよ！👇️

以上キリンパパでした。